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老後とピアノ

執筆者の写真: 由佳 細川由佳 細川

稲垣えみ子さんの本「老後とピアノ」を友人から勧められました。

大人の生徒さんへの指導のヒントとか、また自分自身の今後のピアノとの付き合いとか、何か見つかればという気持ちで読みましたが、楽しいエッセイに励ましていただきました。

老後というと少し重く感じるものの誰でも閉じていく人生後半戦に、稲垣さんはピアノを楽しむことを幸せに思うこと=希望の光ようなものが確かにそこにある気がすると書いていらっしゃいます。

また、そのピアノを弾く幸せについて胸に響いた一節をご紹介します。


成功も失敗もない。上も下もない。どんなに凡庸な人間でも、自分の心の中のどこかに隠れていた美しいものに、自分の手で火🔥をつけることができる。

 
 
 

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